2014年11月21日

決算スケジュールの分析について(2420社)

 こんにちは。公認会計士のj児玉です。

  今後、メルマガ開示会計を学ぶは、より充実した内容で再スタートを切るため、私が代表を務める株式会社スリー・シー・コンサルティングの企画室と共同で行っていくことになりました。

 より充実した内容を配信し、読者の皆様の実務に役立つ配信となるよう努めて参ります。引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。

<開示川柳>

「 短信は 監査の前か? 監査後か?」

年度決算では、期末日から3か月以内に定時株主総会と
有価証券報告書提出が必要で、その定時株主総会の
遅くとも15日前(注1)には招集通知を発送する必要があります。

招集通知には事業報告や(連結)計算書類のほかに
会計監査人(と監査役会等)の監査報告書を
添付する必要があります(注2)。

一方、これとは別に上場会社では証券取引所に
決算発表を行う必要があります(原則として期末日から45日以内)。

ところで、上場会社は実際にはいつごろ
招集通知を発送するのでしょうか?
また、会社法監査報告書と決算発表はどちらが先なのでしょうか?
本年3月31日決算の上場会社を対象に、
決算発表日、監査報告書日、招集通知発送日、
定時株主総会開催日を調査いたしましたので、
その調査結果の概要をご報告します。

1)招集通知期間(招集通知発送から定時株主総会までの期間)

全上場会社の平均は18.09日(標準偏差2.92)でした。
そのうち、法定の最低限である15日の会社は25.5%、
21日以上の会社は28.9%でした。

これを所属取引所別で見てゆくと、
東証1部の平均は19.21日、東証1部以外の平均は16.63日で、
東証1部では全体の44.0%が21日以上(15日は13.3%)、
東証1部以外では全体の41.6%が15日(21日以上は9.2%)でした。

なお、決算日から定時株主総会までの日数は
全上場会社平均で85.73日(標準偏差3.19)でしたが、
東証1部が85.60日、東証1部以外が85.89日と
あまり差はありませんでした。

2)決算発表日と監査報告書日

決算発表までの日数の平均は全体で39.32日(標準偏差6.32)、
うち東証1部が38.30日、東証1部以外が40.65日でした。

一方、監査報告書日までの日数は全体で43.85日(標準偏差6.31)、
うち東証1部が42.62日、東証1部以外が45.46日でした。

決算発表日と監査報告書日のどちらが先かについては、
監査報告書日が決算発表日よりも後の会社が全体の58.7%でした。
東証1部では55.4%、東証1部以外では63.0%で、
とりわけマザーズでは71.4%に達しています。

ただし、業種別では銀行が5.4%
(大半が決算発表前に監査報告書が出ている)なのに対し、
空運業では全社(と言っても5社しかないが)が決算発表後であるなど、
業種ごとに際立った特徴が出ています。

調査結果の詳細は以下をご覧ください。


(注1)会社法には「2週間前」と明記されているが、
これは発送の翌日から起算するため、
実際には15日前に発送する必要があるとされている。
(注2)大会社(資本金5億円以上等)に限る。
また、発送までに監査が終了しなかった場合を除く。


(文:企画室 高橋 幹夫)
posted by 児玉厚 at 08:00 | Comment(0) | 財務諸表作成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月28日

開示会計を学ぶ:有価証券報告書作成演習 第24回「財務諸表作成:基礎編(特集)」


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          ブログ〜開示会計を学ぶ〜
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<開示川柳>

  「シンプルに 理解してこそ 開示力」

 会社の方では、ユーザである上場会社の経理の方に
足を運んでいただき、有価証券報告書演習講座を数多く
開いてきた。

 今回のテキストもその中の一つだ。

 会議室に15名ほどの定員で実施している。

 30年以上前に経理に配属され、直接、間接に経理の方を
見て来ている。

 昔は、「経理しかできない」というマニュアックで職人的な
人が多かった。

 でも、若い経理の方を見ると、バランス感覚があり、優秀で、
人格も優れており、明らかに選ばれて経理に配属されているんだなと
感じる。

続きは編集後記にて、、、


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● 今週の開示実務演習の考察
  :第24回「財務諸表作成:基礎編(特集)」

   参考文献:「有価証券報告書完全作成ガイド」(清文社)

● 今週の「開示川柳」
 
●「予算会計」(清文社)<共著>の御案内


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● 今週の開示実務演習の考察
  :第24回「財務諸表作成:基礎編(特集)」
   参考文献:「有価証券報告書完全作成ガイド」(清文社)

【今回の演習作成の目的】

1.3つの法定開示書類(会社法開示書類、決算短信、有価証券報告書)
  の試算表から個別開示書類を作成し、連結決算を経て、連結開示書類を
  作成する過程における「組替」「計算」「転記」「照合」を学習する。

2.「連結包括利益計算書の注記を含む作成の流れ」を理解する。
  (四半期報告書含む)

3.「重要性基準による表示方法の変更のプロセス」を理解する。


 今回の演習テキストは、開示会計を学ぶのメルマガ開始前に
上場会社の経理の方向けに演習講座を行っていたものを一部アレンジ
したものです


第24回「財務諸表作成:基礎編(特集)」は、問題編と解答編が一体
のものになっており、メルマガ読者へテキストを配信しております。

また、第1回からの解答編も定期的に配信しております。

 質問等も受け付けております。

是非、開示メルマガへご登録下さい。



● 今週の「開示川柳」


<開示川柳>


  「シンプルに 理解してこそ 開示力」

 会社の方では、ユーザである上場会社の経理の方に
足を運んでいただき、有価証券報告書演習講座を数多く
開いてきた。

 今回のテキストもその中の一つだ。

 会議室に15名ほどの定員で実施している。

 30年以上前に経理に配属され、直接、間接に経理の方を
見て来ている。

 昔は、「経理しかできない」というマニュアックで職人的な
人が多かった。

 でも、若い経理の方を見ると、バランス感覚があり、優秀で、
人格も優れており、明らかに選ばれて経理に配属されているんだなと
感じる。

 先日、昔の経理の先輩がCFOに就任し、お祝いの会に招かれた。
 本当に人望があり、後輩、先輩、誰からも愛される方だった。

 その先輩はこう言っていた。
「いつも社長から直接呼び出されるんだよ。
 社長の考えをお聞きし、「社長。お言葉ですが、・・・」と反論する
 と、社長が怒るんだよね。」と笑っていた。

 社長にとって耳の痛い話を率直に言えるパートナーがCFO
なのだなと思った。

 有価証券報告書基礎演習講座の冒頭、時々こんな話をする。

 「自分が本当に理解しているか否か」は、「誰にでもわかる
言葉でシンプルに伝えることができるか?」という点だと思います。

 例えば、経理に新入社員が入って来て、「○○さん。開示業務で
押さえておかなければならないポイントは何ですか?」と聞かれて
シンプルに答えられるということが大事です。

また、経営者から「減損って何だ。俺にもわかる様に1分で説明
してくれ。」と言われた時に、シンプルに答えられるかです。

 これが基礎力であり、「未知の事象に対する判断力の基礎」にもなると
思います。

 もちろん、私にもできませんが、大事な点かと思います。


<今週の開示川柳>

 「シンプルに 理解してこそ 開示力」


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「はじめに」抜粋
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        ↓
<上場会社のCFOの方からのコメント例>


   お言葉で100%同感、心に刺さりました。


1 経理に本当に求められるのは「問題解決能力・判断力」

2 経営者は「過去」ではなく、99%「将来」の方向を向いている。

 (中堅以降の「経理屋」さんは、「過去」の正確な記帳・処理
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最後までお読みいただきありがとうございました。
posted by 児玉厚 at 12:08 | Comment(0) | 財務諸表作成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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